風景ノート。

この街で、やりたいこと、やれること
ほんのり見えてニンマリにまにま。



気がかわって
やめるかもしれないけど、気まぐれ上等。
いまのこのニンマリなきもちを感じられただけで最高。



沖縄から帰ってきて2年。
濃霧注意報よろしく
ずっともやもやして
両手両足バタんバタんと
（心の中で）していたものが
スッと腑に落ちたかんじ。



それがどんなものかっていうのは
私の胸の中に秘めておくとして。



青柳拓次こと、Takujiのライブに行ってきました。
世界中の民族音楽をピアノでうたう。みんなでうたう。
音を楽しむワークショップでした。










民族音楽ってすごく哀愁があってメロディアスで美しいんだな。
耳から入って口から抜ける。
骨にひびく、心臓のリズムと呼応する。
コトバはなくとも伝わるスキャット。
自分でうたって初めてわかった。



青柳さんといえば私にとっては
映画「ホノカアボーイ」のサントラの人、「つきのにじ」の人。



そんでもって
このサントラは沖縄在住時代の私の
おさんぽテーマソング。



このサントラをウォークマンにいれて
さとうきび畑をお散歩するのが
だいすきでした。



でも、正確に言うと、さとうきび畑に
たどりつくまでには共同売店のおじいに
ゆんたく（おしゃべり）につかまって挙句、おかずをもらったり
ＢＢＱ中のご近所のかたに「肉食べてけ」とつかまったり
そうなるともはやカロリー消費のための散歩が
カロリー摂取のためのお散歩になるわけで。
そういうふれあいが好きだったわけで。



そんな思い出が
めくるめくめく湧いてくるのが
青柳さんの音楽です。



コンサート会場は
青葉区御霊下、正宗公の霊廟「瑞鳳殿」
目の前にある「レストラン　バリンカ」にて。
このへんに来たのは20年ぶりくらいなので
知らなかった仙台に出会えた気分。
仙台のこういう新しい発見が
なかなかに私をニマニマさせてくれるのです。




（ホノカアの曲は演奏したでしょうかどうでしょうか。
たとえ演奏されなかったとしても楽しいひとときです。）