2013年05月07日
気仙沼ノート 1冊目。
4月だというのに
雪が降り積もったある日の仙台。
ノーマルタイヤなので
ビクビクしつつ、ばあちゃんの
生まれ故郷である、「気仙沼」へ行ってきました。
*春の雪も美しかった。
行くまではざっくりと
「海の町・遠い町」っていうくらいの
イメージしかなかったんだけど
親戚の皆さんに会っていくうちに
どんどん距離が近づいた。
それに
血のつながりのある方々の
優しさに触れて、いろんなことを感じて
満たされていく気持ちになって
何から書いたらいいんだろうっていうくらい
溢れるものがありました。
◆◇◆◇
到着日は気仙沼の海側に暮らす
親戚のところへご挨拶に。
親戚から聞いた震災の話は
生々しく、心をえぐられるようで
涙をこらえながら聞きました。
淡々と語る。
ひょうひょうと語る。
息せき切って語る。
それぞれの境地から発せられることば。
震災から2年が経ち
何十回も語ってきたであろう、被災の話。
語りつくしてきただけに
言葉は研ぎ澄まされて
一層胸に刺さりました。
◆◇◆◇
さて、この日泊まったのは
「ホテル観洋」
高台に建ってるのに加えて
角部屋だったので
ホンっとにいい眺め~。
気仙沼港と大島を一望しながらのホテルステイ!
耳を澄ませば海の音が聞こえてきそうな
宮城のリゾート地ですね。
*この後からもさらに料理が運ばれてきました。
食事も気仙沼ならではの
海産物がふんだんに使われて
素材の味が生きておいしかったし
接客も、想像以上に(失礼!)スマートな対応で
ビックリでした。
復興商店街も町にできていて
商売はもちろん、井戸端会議にも
大活躍のようです。
Posted by みさき at 07:14
│震災、心の風景。