2013年04月26日
台中に吹く風。
*台中市三民路の路地裏にて。
台北市からさらに南へ。
「台中市」という町へ行くことも
今回の旅の目的のひとつ。
この台中という町。
実は、私の両祖父が生まれ育った町です。
日本統治時代に台湾に移り住み
父方の祖父にいたっては20歳まで
暮らしていたそうです。
もちろん日本人です。
当時、祖父が住んでいた
住所を調べていたので
その場所へと行ってみました。
◆◇◆◇
まずは、
台北から新幹線に乗ります!
「台湾高鉄 high speed」
台湾には新幹線が走ってるんですね。
その新幹線は、日本の技術提供で
完成したんですってね。
それに乗って約1時間。
たしか700台湾元(約2100円)だったかな。
意外と安いし近かった。
新幹線の写真を撮り忘れて
しまいました。こちらのサイトに
詳しく載ってたので見てみてくださいまし。
台中市村上町。
これが祖父の住んでいた戦前の住所。
もちろん80年近く前のハナシですから
村上町という地名は無くなってて
その界隈は三民路という地域に
なっていました。
じいちゃんたちも吹かれていたであろう
台中の風を感じながら、町ブラしてみました。
*市場ありの。
*古い街並みありの。
日本統治時代の建物も
数多く残っていました。
*近代的なビルと古い建物のコントラスト。
*台中市市庁舎
台北より南下してきたからか
さらに南国風情のある景色が
多くなりました。
*路上でモヤシのヒゲを取ってる風景なんて沖縄とおんなじ!
こういう南国の風景に育まれたDNAが
私の中にあるから、きっと沖縄に
魅かれて住んだんだろうなぁと
(自分に都合よく)確信しました。
◆◇◆◇
町ブラ中に、駅前近くの
日本統治時代の建物のひとつに
やたら若者がわんさか出入りしていたので
何だろうと、私たちも入ってみましたの。
「宮原眼科」って書いてある。。。
眼科に若者殺到?
結膜炎でもはやってんの??
??
目を凝らすと
!!
なんということでしょう。
それは、眼科という名の
オシャレ菓子店デシタ。
戦前に鹿児島から
渡ってきた宮原医師が
開業した眼科が
廃墟に近い状態になっていたようですが
それをリノベーションして
台中名物のパイナップルケーキや
チョコレート、アイスクリームなんかを提供する
お店になったようです。
図書館風にしたインテリアに
並ぶのはもちろんお菓子です。
興奮してしまって
あんまり写真を撮っておらず。
こちらのサイトにステキにまとめられていたので
こっそりリンク→◎
今回の台中ツアーで
私の心をつかんだのは
それだけではない。
それが
コレだ!!
「れいこのど自慢会。」
タッハー!
うっけるゥ~!
ジャイアン的な?
れいこさん、そのおのどを自慢しちゃうおつもりで?
その歌声を聴けなかったのが心残りです。
◆◇◆◇
いつかまた台湾に行けるなら
台中や、南端の街、高雄へも
行ってみたいなぁ。