2011年06月14日

被災地へ届く「やちむん」①。






「やちむん」というのは
沖縄のことばで「やきもの」を意味します。


沖縄という小さな小さな島は
数えきれないほどの
伝統工芸が根付き
今なお、進化し続けている場所です。


沖縄を発つ際に
お友達の陶器作家の「陶房 火風水」さんが
陶器作家の方々へお声がけしてくださり
段ボール6箱分の「やちむん」を託してくれました。



◎マカイ(茶碗)




◎そばちょこ




◎グラス、湯呑み。



◎銘々皿




◎大皿



〜ご協力いただいた工房〜
・陶房 火風水
・陶房 眞喜屋
・工房 てぃ〜だ
・工房 綾
・工房 十鶴
・工房 彩砂(るり)
◎心より感謝申し上げます◎


今回の震災について
火風水さんは我が事のように心を砕いてくださり
奔走してくださり、ご協力を賜りました。


そんな火風水さんで伺ったのですが
「やちむん」の歴史をたどると第二次世界大戦の
後がキーポイントになっているようです。


第二次世界大戦で沖縄は、日本で唯一の地上戦が
繰り広げられて、県民の4人に1人が亡くなりました。
焦土と化した沖縄で家に次いで必要となったのが
「器」だったそうです。そこで、当時の陶芸家の方々が
必死で器をつくり、沖縄の復興を支えたという歴史が
ありました。



それを、この震災になぞらえれば、
ある意味、空襲の後のように何もなくなってしまった
東日本沿岸部。
火風水さんは、先人の陶芸家の方々が行ったように
「器」を届けたい、そういう、こみ上げる想いを預けてくれました。




私の母の協力もあり
母の職場がある宮城県七ヶ浜町へと
届けに行って参りました。



沖縄の方のため説明しますと
七ヶ浜町というのは宮城県の沿岸部にあり
ちょうど、与勝半島のように海に向かって
半島状に突き出している場所です。
仙台市からも車で1時間足らずで行けるため
夏は、市民の海水浴場になり
外国人の方々も過ごす美しい町です。
ただし、小さな町なので、震災直後はあまり
目立った報道がなかったため
長らく、大変な生活をされていました。
※七ヶ浜町の公式HPはコチラ




やちむんを届けに行った頃
ちょうど仮設住宅が出来上がり
入居が始まっていたところだったので
わずか2〜3日で段ボール1箱分の
やちむんが貰われていったため
再度、今回訪れました。




*七ヶ浜中央公民館の方へ、たしかに届けました。(公民館の方をパチリ)



白い器はあるということでしたが
色のついた美しい皿というのが
なかったため、もらい手の方々も
大変喜んでらっしゃったそうです。
白い器があったにも関わらず
すぐにもらっていただけたということは
それほど、やちむんの魅力が
被災者の方を惹きつけたのではないかと
考えています。



 
*炊き出しがまだ続いていました。



同じ宮城県なのに、
私とは全然違う暮らしを強いられている姿に
申し訳なさを感じますが・・・



まだ、やちむんは段ボール3箱分あります。
必要とされている方へ届けられるように
したいと思っています。







炊き出しの食事が
少しでもおいしい食事になるために
やちむんを!



・・・を合言葉に、またお届けした際には
こちらのブログでご報告いたします。



*いつの日か、あたたかい食卓を囲めますように。

沖縄から受け取ったバトンを
被災地へ手渡すリレーを
静かに進めています。


※七ヶ浜町の被害状況を載せたHPがありました。※
沖縄の方々へもこの状況を伝えたく思い
誠に勝手ながらリンクを載せさせていただきました。
私もこの風景を見てきましたが、写真に収めることが
できなかったので、ぜひご覧いただければと思います。
http://takenote.xsrv.jp/shichigahama/shichigahama.html






いぎなりがんばっぺね、宮城県。

。。。追記。。。
たくさんのリツイートとフェイスブックの「いいね!」をいただき
多くの方へ広めてくださった皆さんにも感謝申し上げます。


アベ ミサキ。




同じカテゴリー(震災、心の風景。)の記事画像
南三陸ノート。
気仙沼ノート 2冊目。
気仙沼ノート 1冊目。
おとどけしました。
被災地へ届く、やちむん⑦
沖縄から、埼玉から。
同じカテゴリー(震災、心の風景。)の記事
 南三陸ノート。 (2013-05-13 07:05)
 気仙沼ノート 2冊目。 (2013-05-09 07:23)
 気仙沼ノート 1冊目。 (2013-05-07 07:14)
 おとどけしました。 (2012-06-30 07:26)
 被災地へ届く、やちむん⑦ (2011-12-26 07:28)
 沖縄から、埼玉から。 (2011-10-25 07:28)

この記事へのコメント
「いいね!」
やちむんを手にした方々はとてもうれしかっただろうね!
ひとつひとつできることをカタチにしている岬さんを尊敬します!
おちついたらヘースブックもやろうぜー。
Posted by buzz at 2011年06月14日 12:48
★buzz師匠
「そ」テイスツを真似て
「み」なりに写真を撮ってみました。
もちろん、カメラの設定は
師匠がしてくれたあの設定で!
そして、尊敬だなんてとんでもナッシングです。
火風水さんが渡してくれたバトンを
そのまま持っていっただけですから。
スゴイのは火風水さんとそのお仲間です。
でも、私もちょっぴりエライと思います(笑)
そうそう、へ~すブックも登録してみたんですが
まだ内容がよくわからず、友達もごくわずかであります。
でもでも、今度ユウヘイさんところにも
お友達のお誘いにいきますね♪
Posted by みさきみさき at 2011年06月14日 22:48
七ヶ浜町の被害状況のHP拝見させていただきました。
想像を絶する現状に言葉が出ません。
神社や、ぐにゃりと曲がった津波避難場所の標識、あの高い所にある道路標識の一部が壊れている画像が印象的でした。

おっしゃる通り、いつの日かやちむんであたたかい食卓を囲めますようにお祈りしております。
Posted by ピーピッカー at 2011年06月14日 23:23
★ピーピッカーさん
七ヶ浜町の風景、見ていただけましたか。
報道されていない小さな町のほうが実は
多くて、でもそれぞれに同じくらい甚大な
被害があるんですよね。
七ヶ浜の「菖蒲田浜」っていうのは仙台市民に
とっては子供のころの海水浴として必ず思い出が
あるような浜だからそれがあんな風になっていると
思うと悲しい限りです。
Posted by みさきみさき at 2011年06月15日 10:01
みさきちゃん、沖縄と宮城の見事なかけ橋ぶりに拍手です。

大変な思いをしてる時こそこういうすてきな器が心も食卓も癒してくれることでしょう。

これからもみさきちゃんの愛ある活動にエールを送りたいと思います。
Posted by bun at 2011年06月15日 12:23
★bunさん
エールをありがとうございます。
私は届けただけですので
火風水さんの行動力と想像力に感謝です。
今夜も我が家の食事をやちむんに乗せて
被災地の方もこうして食べているのかな?
って話してました。
Posted by みさきみさき at 2011年06月15日 21:01
やちむん大活躍な悪寒!

ぞんびちゃん、感激して顎が外れた迂闊!
よゐこのS…M嬢にご褒美をとって遣わす悪寒!

1分だけぞんびちゃんを好きにしていい妖~

ケケケ
Posted by ぞんびちゃん at 2011年06月17日 02:52
★ぞんび殿
感動でぞんびの目にも涙??
じゃあ、1分以内にパンケーキをもって
来てねー。
Posted by みさき at 2011年06月17日 23:18

削除
被災地へ届く「やちむん」①。